第1回 IPEC 21グループ展「炭」 (商店建築2002年1月号)

商店建築2002年1月号
株式会社商店建築社

「健康な環境へ」がテーマ 第1回 IPEC(21)開催

インテリアのプロと企業をつなぐ国際展示会とセミナー「IPEC(アイペック)21」が開催された(主催:日本インテリアプランナー協会協議会・会場:東京ビッグサイト・会期:2001年11月19日~21日)。出展企業は家具、壁装材、設備部材な どインテリア関連資材を扱う企業の他、建築施工や建築、インテリアの設計に携わる企業、個人も参加するなど幅広いものとなった。

>第1回となる今回は、メインテーマ「健康な環境へ」のもと、五つのゾーン展示(“心と体で感じるインテリア”“ユニバーサルインテリア”“日本の暮らしを活かすインテリア”“ジャパニーズスタンダードとしてのインテリア”“ITとインテリア”)とオリジナルテーマ展示の六つのゾーンに分けた会場構成となっていた。また、併せてセミナーや企業プレゼンテーション、伝統技術セッション、個人事務所や企業のパネル展示コーナー「インテリアウェーブ01」なども行われた。なお、ウェブ上で は引き続き仮想展示場が開設されている(http://www.ipec21.jp 2002年8月まで)。

〈掲載写真キャプション〉

“心と体で感じるインテリア”ゾーンの「C+20 6 14 14 14 11」。
京都在住の6人のデザイナーが提案する炭を用いた素材でブースを構成。
正面のモザイク状のお壁面は炭が入ったインクでプリントされた壁紙「STEREOGRAM」(D:辻村久信)。
右壁面は炭のペレットをパターン貼りした壁装材「炭ウォール」(D:草木義博)。
ブースの外壁も炭パウダーを蒸着した不織布で構成されている(D:野々村道信)。
ブースと同素材のイス「座SUMI」(D:中塚重樹)。
壁面は間伐材を使った炭のキューブで構成された「KENRIN」(D:藤村正継)。